我々薬理学研究室は、以下2つのプロジェクトを進めています。
薬の効果を調べるためには病態モデルを作る必要がありますが、本プロジェクトでは培養細胞に対しててんかん様放電や不整脈などの病態電気信号を模倣して供給する装置の開発とショウジョウバエに対して興奮性シグナルを転送できる磁気パルス刺激装置の開発を行っています。
抗炎症性サイトカインIL-37の受容体としても機能するSIGIRRがどのように発現制御されているのか、また慢性呼吸器炎症を主病変とする嚢胞性線維症(Cystic Fibrosis ; CF)や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の病態形成にSIGIRRの発現制御メカニズムがどのように関与しているのか、新たな創薬ターゲットの可能性を求め研究しています。
研究プロジェクトのイメージ図
教授 | 徳冨 直史 |
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講師 | 首藤 恵子 |