研究
Research

研究室紹介

分子薬効解析学

研究室紹介・テーマ

Life is a chemical process:生命は一つ一つの化学反応が絶妙に連携したネットワークで成り立っています。この反応のネットワークの形成に欠かせない物質がタンパク質であり、私たちの身体にはおよそ2万種あるといわれています。そして、このタンパク質の機能に不具合が生じてネットワーク反応が崩れた状態が“病気”です。薬(くすり)は、病気の原因となっているタンパク質に結合し、乱れたネットワークの反応を正常化します。当研究室では、薬とタンパク質、タンパク質同士の相互作用を生化学的・分子生物学的手法を用いて分子レベルで解析することで、がんやアルツハイマー病の新しい診断および治療法の開発を目指しています。

  1. 機能性ペプチドを活用するペプチドミメティック創薬研究
  2. ミクログリアの活性制御とアルツハイマー病診断法の開発
  3. 悪性腫瘍細胞における核膜孔因子Nup88の発現と機能に関する研究

H26年度卒業研究生

スタッフ

教授 國安 明彦
准教授 牧瀬 正樹