教育
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カリキュラム

カリキュラムフロー

薬学部6年間のカリキュラムは、薬学部を卒業するまでに身に付ける能力を学習アウトカムおよびディプロマポリシーとして設定し、それに向けて低学年から高学年にかけて段階的に無理なく学ぶことができるように構成されています。カリキュラムフローでは、学びの様子を俯瞰的に確認することができます。学生の学びが現時点でどの段階にあり、今年度以降どのようなことを学ぶのかを確認する際にカリキュラムフローを利用します。

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カリキュラムフローでは、学習目標を設定しやすいように、各ディプロマポリシー(DP1~4)に学習アウトカム(OC)を設けています。ディプロマポリシーと学習アウトカムの関係は以下の通りです。

DP1、DP2とOC1-1~3、OC2-1~3の関係
日々高度・専門化していく医療環境において、直面する課題に薬剤師が的確に対応するためには、最新かつ高度な知識・技能(DP1)とそれに基づいて問題を解決するための科学的思考力(DP2)が必要となる。これらを身に付けるために、まずは、基礎的な知識と科学的な思考力と日々自発的に学び続ける学習態度を身に付け(OC2-1~3)、さらに、専門的な知識を常に修得し、これを医療における課題解決のために応用する能力を身に付ける必要がある(OC1-1~3)
DP3とOC3-1の関係
医療現場において薬剤師は、豊かな人間性と高い倫理観(DP3)に基づいて患者・医療従事者と信頼関係を構築し、互いに協力して最善を尽くし医療を成功に導くよう努める必要がある。このため、患者・他の医療職から信頼される薬剤師に相応しい高い使命感、責任感、倫理観に加えコミュニケーション能力を身に付ける必要がある(OC3-1)
DP4とOC4-1の関係
高齢者を含む人々の健康を地域で支えるケアシステムが求められる中で、薬剤師には、保健、医療、行政等の様々な立場で、地域の人々の健康増進、公衆衛生の向上に貢献する必要がある(DP4)。このため、地域の保健、医療、行政等に参画、連携して、これを実践する能力を身に付ける必要がある(OC4-1)