生薬学
研究室紹介・テーマ
植物由来の生物活性成分に関する研究
植物には、あらゆる生物活性を示す化合物が含有されていますが、その中でも生体中に生じた炎症及びガン細胞の増殖に対し抑制効果を示す化合物の分離精製を中心に行っています。多くの植物から、これまでに同様の生物活性を示す数多くの化合物の発見がされてきていますが、現在のところ、以下に示すような植物・化合物群に焦点を絞り研究に取り組んでいます。
- キンポウゲ科由来のサイクロアルタン型トリテルペン配糖体の免疫抑制の評価
- ナス科由来のステロイド配糖体のガン細胞増殖抑制の評価
- マメ科由来のイソフラボン配糖体のガン細胞増殖抑制の評価
- メギ科由来のプレニルフラボン配糖体の糖化反応物生成抑制作用の評価
- バラ科由来のトリテルペノイドのマクロファージ分化誘導作用の評価
生薬学研究室にて(2013.12.16)
スタッフ