Life is a chemical process:生命は一つ一つの化学反応が絶妙に連携したネットワークで成り立っています。この反応のネットワークの形成に欠かせない物質がタンパク質であり、私たちの身体にはおよそ2万種あるといわれています。そして、このタンパク質の機能に不具合が生じてネットワーク反応が崩れた状態が“病気”です。薬(くすり)は、病気の原因となっているタンパク質に結合し、乱れたネットワークの反応を正常化します。当研究室では、薬とタンパク質、タンパク質同士の相互作用を生化学的・分子生物学的手法を用いて分子レベルで解析することで、がんやアルツハイマー病の新しい診断および治療法の開発を目指しています。
教授 | 國安 明彦 |
---|---|
准教授 | 牧瀬 正樹 |