医療薬剤学研究室

崇城大学

共同研究

医療薬剤学研究室は共同研究に積極的です。

専門特化に拍車のかかる現代において、単独よりも共同での研究は質の高い成果をより速く生み出します。
そのため、お互いの強みを生かした研究活動をお勧めします。得意・不得意はありますので、そのときには、最適な研究支援者をご紹介できればと思います。また、薬学部に倫理審査委員会もありますので、倫理的な配慮も万全です。
共同研究員として登録すると、学部内の機器などを使用できるようになります。また、共同研究員として正式に公表できます。

臨床研究の支援

日常業務のタネを研究に発展させたり、研究の質を向上させたりすることをお手伝いします。学会発表から論文公表までの道のりを支援いたします。日常業務の素朴な疑問や問題点だったり、症例から業務改善だったりと幅広くお話をお聞かせください。きっとお宝が眠っています。

2022年度
  • 投与量チェックシートを用いた直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)の処方適正化とその有用性の評価 (朝日野総合病院薬剤科),第16回日本腎臓病薬物療法学会学術集会・総会 2022
  • ビラスチン錠の夜服用は朝服用に比べて眠気等の発現リスクが低下する(有限会社本町薬局),第81回九州山口薬学大会
2021年度
  • ロキサデュスタット服用透析患者における貧血改善効果の判定タイミングの検討 (朝日野総合病院薬剤科),第31回日本医療薬学会年会
  • 透析患者における下剤およびリン吸着薬の使用状況とP・Caの関連性の検討 (朝日野総合病院薬剤科),第31回日本医療薬学会年会
  • 薬局ヒヤリ・ハット事例を利用した腎機能低下患者の病態禁忌および投与量に関する疑義照会事例の分析 (泗水中央薬局グループ内牧中央薬局),第15回日本腎臓病薬物療法学会学術集会・総会 2021
2020年度
  • 前立腺全摘出術後の鎮痛薬が術後腎機能に与える影響-傾向スコアマッチングを用いた解析- (熊本中央病院薬剤科),第30回日本医療薬学会年会

臨床から基礎研究へ

臨床現場での疑問があっても、すんなり解決できないことも多いです。そのときには基礎研究に立ち返ってみてはいかがでしょうか。大学には多くの実験器具や最新機器が揃っています。自施設ではできないことが、大学ではできるかもしれません。具体的な実験計画案があれば研究の展開は早いですし、解決したい問題を協議・相談して、実験研究に落とし込むのも一つの手段かもしれません。

基礎研究から臨床研究へ

医療薬剤学研究室で得られた基礎研究の成果を臨床で検証していただける施設や協力者を募っています。

共同研究にあたっては、まずはご相談ください。

お問い合わせ先

医療薬剤学研究室 門脇 大介
メール:d-kado@* 
TEL:096-326-3541(直通)