研究室紹介CONCEPT

薬物動態学研究室は

薬物動態学研究室では、「血清タンパク質の構造・機能の解析と医薬への応用」に関する研究を精力的に展開しています。具体的には、血清アルブミンとα1−酸性糖タンパク質の構造と機能の解析を通して、これらの血清タンパク質が薬物の体内動態にどのような役割を果たしているのかを明らかにしています。さらには、薬物のキャリアに血清タンパク質を応用したドラッグデリバリーシステム(DDS)の構築も目指しています。        
有効性・安全性に優れた医薬品の開発や医薬品の適正使用につながる成果を発信できるように、教員、博士課程の大学院生、学部学生が一丸となって研究に取り組んでいます。
体力と気力に自信のある学生は大歓迎です。研究の楽しさを一緒に味わってみませんか。      


研究テーマ

1.血清タンパク質の構造・機能の解析

・各種薬物と血清タンパク質との結合特性と薬効との関係評価
・疾患時における血清タンパク質の質的・量的変化と機能への影響      

2.血清タンパク質の医薬への応用

・抗がん剤封入架橋型アルブミンナノ粒子の抗腫瘍効果と作用機序の解明
・アルブミン-薬物コンジュゲートの設計と有用性評価
・アルブミン内包リポソームのDDSキャリアとしての有用性評価       
・アルブミンによる難水溶性薬物の溶解性改善と各種製剤への適用性評価       
・アルブミン結合型NO付加薬物の有用性評価      

3.その他

・薬物と飲食物との相互作用回避を目的とした飲食物処理方法の開発      

バナースペース

崇城大学 薬学部

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