第3回
4月20日(金)



 今回は薬草カレー作りに挑戦しました。まず、
カレーに入れる植物を採りに行きました。
場所は薬学棟の裏山と薬用植物園の周り。
身近に生えている植物を使います。
taranome.jpg ukoginoha.jpg
大量のタラの芽とウコギの葉↑

アザミはそのままだと棘が
痛いのであぶって取り除きます。

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採ってきた植物を細かく、出来るだけ同じ大きさに
なるようにきざみます。

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きざんだ植物を大量の油で炒めた後、ルウを入れて完成。
1時間以上炒めるとおいしくできます。
(今回は時間の都合上短縮しました。)

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↑炒めてる所。本物はもっと緑色してました。

kyo no curry.jpg
完成品。



○カレーに入れた植物たち○

・アザミ(ノアザミ 学名:Cirsium japonicum)
利用部位…全草
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・ウコギ(学名:Acanthopanax sieboldianus)
利用部位…新芽、若葉、根皮、果実、花
薬効…強壮、鎮痛、、更年期障害、じんましん、腰痛

・タケノコ(モウソウチク 学名:Phyllostachysspp)
薬効…痛み止め、アレルギー、アトピー、喘息

・タラノキ(学名:Aralia elata)
利用部位…新芽、葉、枝、樹皮、根
薬効…高血圧、糖尿病、健胃、便秘

・ハコベ(コハコベ 学名:Stellaria media)
利用部位…全草
薬効…利尿、炎症作用

・ヤブニンジン(学名:Osmorhiza aristata Thunb)
利用部位…全草

・ヨモギ(学名:Artemisia indica ver. maximowiczii)
利用部位…新芽、茎葉、種子、根
薬効…止血、保温作用、各種出血、腰痛、神経痛



今回の皆の感想
「薬草カレーは見た目よりもおいしかったです。」
「ルウがとても濃かった。」
「タラの芽の天ぷらは塩をつけて食べると甘くておいしい。」
tempura.jpg
「アザミを食べれるとは知らなかった。」
「美味しかったけど油がきつかった。」
「タケノコは湯がかなくてもおいしい。」


参考『大地の薬箱 食べる薬草辞典』




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